紳助さん 土建屋さん「長生きすると」
7月31日に肝不全のため58歳で亡くなったタレントの土建屋よしゆき(本名・廣部吉行)さんの葬儀・告別式が4日、京都府宇治市内の斎場で営まれ、雨の中、芸能関係者や友人ら200人が参列した。
3日の通夜法要の後には、高校時代から親友で芸能界を引退した島田紳助さん(58)が人目を忍んで最後の別れに訪れた。この日、喪主を務めた長男の有利さん(28)は、紳助さんが土建屋さんと対面した際に「長生きすると思てたんやけどな、こいつは」と語りながら、土建屋さんの妻・宏子さんらと昔話に花を咲かせていたことを明かした。
紳助さんはかねて弔問は苦手で、あまり訪れることがないというが、親友との最後の対面に駆けつけたことに、有利さんは「普段は来ない方ですが、事前に連絡をいただきまして。父もうれしかったと思います」と語った。
この日も、オール巨人(62)をはじめ、多くの知人が駆けつけ、友達が多かった土建屋さんの人柄がうかがえた。棺には、愛用の帽子や、バイクチームのステッカーなどが収められた。土建屋さんが最後に残した言葉は「ありがとう」だったという。戒名は「淨観吉光禅定門」。