笑い飯 紳助さんの“後釜”狙っていた
お笑いコンビ・笑い飯の西田幸治(40)、哲夫(39)が4日、大阪市内で、9月に行う単独ライブ(5日・theよしもと。12日・なんばグランド花月)のPR会見を実施。来夏に5年ぶりに復活する「M‐1グランプリ」について、哲夫は島田紳助さんの“後釜”を狙っていたことを明かした。
M‐1は紳助さんが企画し、大会実行委員長も務めた大会。笑い飯は、最後の大会となった2010年にチャンピオンとなった。それだけに思い入れは強く、哲夫は「(自分が)紳助さんのポジションになって復活させたかったんで…。先にやられたかと」と冗談めかしながら話した。
さらに「審査員をやれないかと。歴代優勝者が(10組)20人いて、その20人が全員採点をするという方式でやりたいなと思ってるんです」と構想を明かした。「出場者にとっても、納得がいく審査方法じゃないかなと思っているんで」と説明した。
一方、相方の西田は「お笑い界的にはすごい良かったと思うけど、個人的にはまた新しいチャンピオンが出るんで、シーズン1で終わっておいてくれたらという気持ちもなきにしもあらずですね」と正直な気持ちを吐露した。
従来の参加資格は、結成10年目までのコンビに限られていたが、規定が変更され、来年に15年目となる笑い飯にも参加資格が生まれる可能性も浮上している。
それでも、参加については「OBみたいな感じで行くのも、どやねんって思うし…。ちょっと考えさせてもらいたい」(西田)、「(資格が)10年っていうのが、いい企画やなと思いますし、20年までとなって出られるようになっても、『もうやったし』って思うし…」と否定的だった。