鈴木亮平の英語に海外メディア拍手
NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で主人公の夫役を好演中の俳優、鈴木亮平(31)が7日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で主演映画「TOKYO TRIBE」(30日公開)の園子温監督(52)とともに会見。海外メディアからの質問に通訳を介さず、流ちょうな英語で答えたほか、自ら日本語の“通訳”も務めるなど、英語力の高さを披露し、驚かせた。
朝ドラでは古風な日本男児を演じている鈴木だが、東京外語大学出身で、実用英語技能検定1級を持つバイリンガル。通訳も並んでいたが、すべて英語で回答し、自分で日本語の“通訳”を務めた。
園監督の印象を聞かれた時に「(監督は)現場では俳優の質問に答えてくれないので、話しかけられない雰囲気、無言のバトルがあった」と、長いコメントをペラペラの英語、その後に日本語で伝えた。会見場からは、一人二役の活躍に笑いと拍手が起こった。
うますぎる英語ゆえのハプニングも。鈴木の英語、その後の“日本語訳”での返答の後、本来なら通訳が英語で海外メディアに伝えるべきところを、誤って日本語で伝える混乱もあり、鈴木が「ジャパニーズになってますよ」と指摘、笑いが起こる場面もあった。
また、ヒロインを演じた女優の清野菜名(19)は、園監督に「アクションをやってみろ」とむちゃぶりされ、海外メディアの目の前でバク転を披露。アドリブのためドレスがずりあがってパンツが見えてしまう一幕もあったが、度胸満点のパフォーマンスに拍手が巻き起こっていた。