佐藤健 土屋太鳳の演技に「びっくり」

 俳優・佐藤健(25)が9日、大阪市内で主演映画「るろうに剣心 京都大火編」の大ヒット御礼舞台あいさつを行った。10日と2日間で全国10都市を回り、感謝を伝える弾丸ツアーの一環。台風接近の中、早朝の博多、広島に続き、午後1時半から大阪ステーションシネマで、共演の青木崇高(34)、大友啓史監督とともにファンに感謝した。

 歓声を浴び、手を振りながら登場した佐藤は泣き叫ぶ赤ちゃんに向かい、声をかけてあやすなど、気さくにコミュニーケーション。観客からのQ&Aにも応じた。

 同作では、来年3月31日スタートのNHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインに決定し、注目を集める土屋太鳳(19)が巻町操役で出演しており、ファンから共演の印象を聞かれると、「土屋太鳳ちゃんと(の共演)は初めてだったんですが、すごい熱いお芝居をしてくるんで、『なんだ、この子は?!』ってビックリして。面白かったですよ」と笑顔で話した。

 演技中に、本気で土屋の芝居に驚き、「まゆ毛がピクピクし、少し笑っちゃった」という佐藤。その場面が実際に映画に使われたことに驚くと、大友監督が「(佐藤の反応が)面白かったから使っちゃった」と明かしていた。

 大阪・八尾市出身の青木は阪神タイガースの帽子をかぶって登場。「台風が来てお足元が悪い中、ありがとうございます!ぼく、地元が大阪なのでとてもうれしいです!」と会場を盛り上げた。退場時には佐藤、大友監督、青木の3人のサインが入った阪神の帽子を客席に投げ入れ、プレゼント。直後には、猛牛マークが付いた近鉄バファローズの帽子をサッと取り出してかぶる粋なパフォーマンスで沸かせていた。

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