タレント・水沢アリー（２３）が１０日、大阪市内で女子会トークイベントに出演。ベテラン芸能リポーターにボディーブローを食らわせる“事件”が発生した。

　スポーツ新聞の記者らとともに取材を行っていたのは、日本テレビ系「ザ・ワイド」などで活躍、ワイドショー全盛期を代表する芸能リポーターの１人、石川敏男氏（６８）。最近は、読売テレビ「朝生ワイド　す・またん」に出演している。

　アリーは石川氏について、全く知らなかったようで、石川氏が質問中に、突然、「ねえねえ、声の大きい人だね」と質問をさえぎり、ツッコミ。「大阪、って感じがするね～。でもなんか、しゃべりたくなる～。天職だよ～」と天然キャラでトークを続けた。

　石川氏は「私も昔は、東京でやってたんですよ」と控えめに明かすと、アリーは「え～～っ、そうなんだぁ～～～」と驚き。「でも、大阪の方がいいんじゃない？」と励まして？いた。

　テレビ業界からスキャンダルや事件などの芸能ネタを扱う『ワイドショー』が消え、情報番組に集約される形となって久しい。キー局のワイドショー消滅とともに“芸能リポーター”の仕事も東京から、地方局に舞台が移されている。東京よりも、大阪や福岡、名古屋の方が芸能リポーターを目にする機会が多いのはそのためだ。

　アリーの一件は、そんな時代を感じさせるやりとりとなった。