SHEILA 敗れた弟ZYOを称える
タレントSHEILA(41)の弟ZYO KATO(34)が18日夜、プロボクサーとして後楽園ホールでリングデビューし、敗れた。SHEILAが19日、ブログで伝えた。
「いや~本当に生きた心地がしませんでした」とSHEILAにはつらい観戦だった。
ウェルター級でデビュー戦のリングに上ったZYOは、34歳。相手は24歳と10歳年下だった。
「やっぱり年齢も影響するんでしょうか。ただ観ていて思ったのは技術よりもメンタル負け。でまくるアドレナリンを弟はコントロールできてなかったです」と数々のスポーツ競技のレポーターを務めてきたSHEILAだから、冷静な目で見つめてもいた。
「弟は勝ちに行こうとし過ぎて自分のペースをスタートからすぐに崩してしまいました。打たれる弟をみてつらかったけど、同時にプロアスリートの大変さを実感した瞬間でもあった」と、SHEILAは弟の敗因を客観的に分析した。
弟のZYOの名前は誕生当時「あしたのジョー」が大人気だったことから、両親がそう名付けた。ZYOは中学生の時にプロボクサーを目指したが視力が悪いことから医師の勧告で一時はボクシングをあきらめた。しかしレーシック手術を受けて視力が回復したことで再び夢を追い、昨年7月、32歳でプロテストに合格した。
敗れた試合後、ZYOは「ごめんね、応援してくれたのに」と姉に謝った。しかしSHEILAは「ここ数カ月の彼の努力はけっして無駄にならないし、あの辛い減量も乗りきって試合に挑んだことは凄いこと」と、弟の夢を追う姿勢を称えた。