氷川きよし 騒動謝罪、暴行改めて否定

 演歌歌手・氷川きよし(36)が21日、大阪府岸和田市内でコンサートを開催。昼夜2回公演に集まった計3000人のファンに、元マネジャーに対する暴行騒動を謝罪した。暴行の事実関係については改めて潔白を訴えた。警視庁麻布署は同日、元マネジャーの20代男性に対する暴行容疑で、氷川を書類送検した。

 観客の女性ファンらによると、公演の中盤のトークで、氷川は「ご心配をおかけしまして、申し訳ございません」と謝った。そのうえで騒動については「僕自身は恥じることも間違ったことも何ひとつありません」と、きっぱりした口調で暴行を否定。

 「安心して僕の歌を聞いてください。20周年に向けてがんばっていきますので、応援してください」と客席に向かい、深々と頭を下げた。場内からは万雷の拍手が起こったという。

 普段は涙もろい氷川だが、この日は笑顔で声援に応え、全21曲を熱唱。関係者によると、22日の和歌山公演を含め、今後の仕事の予定に変更はないという。

 なお、元マネージャーの男性についても、麻布署は21日、氷川の所属事務所に口止め料名目で「1~2億円」を要求したとして、恐喝未遂容疑で書類送検した。

 関係者によると、すでに示談が成立している。

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