LINE府議 丸刈りは支援者の発案
無料通信アプリ「LINE」で女子中学生に威圧的な文章を送ったことが問題化した山本景大阪府議(34)が24日、大阪市内で「真相激白トークライブ」と銘打った有料イベントを開催した。
トークの中で山本府議は丸刈りにした経緯について言及。中学生に対する言葉としては不適切だったことを認め、「支援者の方と話し合ったところ、あらためて反省の意は示さないといけないという判断で丸めました」と説明した。MCから「支援者の発案で頭を丸めたのですか?」と念を押されたが、「支援者の方の発案ですけど、当然私も最終的に判断しました」と付け加えた。
また、大阪桐蔭での高校時代を振り返り「今は違いますけど、当時の大阪桐蔭は悪いことをしたら、まず竹刀でお尻を叩かれる。それよりも悪いことをした場合は丸刈りだったんです」と明かし「そういった名残もあって、おわびの意志を示したいと思って丸めました」と背景を語った。さらに、交野市内の行きつけの美容院で普段は3000円だが、丸坊主だったので1000円で刈ってもらったことまで明かした。
山本府議は22日、自身のツイッターでアイラインは引いておらず、つけまつげも否定し、地毛であることを強調している。理由は、メールやツイッターで「記者会見でアイラインやつけまつげをするな。ふざけてる」との指摘が多く、「事実とは違うので否定しておかないと」と話した。
この日のトークイベントは選挙区の交野市ではなく、大阪市で当日券2000円の有料イベントとして開催。山本府議は「プライベートの件も含めて意見を言えたということではよかったと思う」と手応えを口にしたが、一般の入場者は約20人で報道陣の数の方が多かった。