吉高由里子「花アン」撮影終了に感無量
NHKの連続テレビ小説「花子とアン」が26日、クランクアップした。主演の吉高由里子は「こんなに自分の中を占拠する作品になるとは。幸せな毎日でした」と共演の仲間由紀恵と抱き合い、瞳を潤ませた。放送は9月27日まで。
ラストシーンは吉高と仲間が「ごきげんよう」「ごきげんよう」と互いに言葉を交わす場面だった。
モニターチェックを終えると、2人は感無量の様子で抱き合った。スタジオには吉高の夫役の鈴木亮平、妹役の黒木華に土屋太鳳、兄役の賀来賢人らが次々と駆けつけた。
「吉高由里子ほど現場に愛されていた女優を知りません」と鈴木から最大級の賛辞を贈られた吉高は「愛おしい幸せな毎日でした」と感無量の表情。「現場で出会った人みんなが、体のシミになればいいな、と思うほど大好きでした」と独特の“吉高語”で花アン愛を表現。
「宝物になりました。こんなに自分の中を占拠する作品になるとは思わなくて…あふれる思いでいっぱいです」と瞳を潤ませた。
朝ドラヒロインが決まり、「この仕事が最後になってもいいや」と“女優引退”も覚悟しながら、全身全霊で演じた日々だったことも告白。「迷いながらやっていたところもあったんですが、とっても素敵な人たちと出会って、この人たちともっとやりたい、と続けるきっかけにもなって“しまいました”」と撮影が進むうちに、女優を続ける決意を固めたことを明かした。