軍師官兵衛 24時間の裏で健闘
8月31日に放送されたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(日曜、午後8・00)の視聴率が、関東地区で前週比1・3ポイント増の14・3%だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。
前週8月24日が今年1月の放送開始以来3番目に低い13・0%だったが、同日同時間帯に日本テレビ「24時間テレビPART10」が31・5%を記録した裏で、健闘した。
同ドラマは戦国時代に豊臣(羽柴)秀吉の天下統一を支えた、天才軍師・黒田官兵衛が主人公。今年5月に視聴率が一時12%台まで低迷した後、物語の進行とともにV字回復。羽柴軍の中国大返し前夜が描かれた7月20日には今年最高の19・4%をマークしている。
31日は第35回「秀吉のたくらみ」で、豊臣軍の九州平定とバテレン追放令発布までが描かれた。
なお「24時間テレビ」の瞬間最高視聴率は放送終了直前、31日午後8時50分の41・9%。101キロマラソンに挑戦したTOKIOの城島茂(43)がゴールした直後、メーンパーソナリティーを務めた関ジャニ∞のメンバーが代わる代わる城島に言葉をかける場面だった。