吉本新喜劇座長の小籔千豊（４０）が６日、京セラドームでのオリックス‐日本ハム戦で始球式を行った。新喜劇メンバーの宇都宮まき（３２）、今別府直之（４２）らを引き連れて登場。優勝争いを繰り広げるオリックスナインにエールを送ると同時に、自身主催で今年が最後となる歌と笑いのフェス「コヤブソニック２０１４ファイナル」（１３～１５日、インテックス大阪）をＰＲした。

　「コヤソニ」には、ＡＫＢ４８グループの渡辺麻友、高橋みなみ、指原莉乃、松井珠理奈、山本彩ら主力メンバーの参戦が６日未明に同フェスの公式ホームページ（ＨＰ）で発表されたばかり。

　小籔は「ネット上で『どうせ小籔のソニック。ＡＫＢもＮＭＢも２軍が来るのでは』みたいなツイートを見たことがありますが、驚いていただけるラインアップ。豪華メンバーに来ていただけるのはうれしい限りです」と胸を張った。

　年内卒業が噂され、発表時期が注目されている小嶋陽菜も参戦するが「『コヤソニ』がラストステージになったらうれしい限りですけど、きっとそんなことはないと思います」と、笑いながら小嶋の同フェスでの卒業発表の可能性を一蹴した。

　また、オリックスの選手を招待する案についても「インテックス大阪でケガでもされたら、オリックスファンに申し訳ない。優勝争いの忙しい時ですから、お呼びすることはまずあり得ないです」とこちらも現実論を口にした。

　０８年にスタートした「コヤソニ」には、１２年に小泉今日子がサプライズ出演し、お笑いコンビＣＯＷＣＯＷとあたりまえ体操を披露。昨年は小林幸子が超豪華衣装で登場している。今年はＡＫＢ以外では、ゴーストライター騒動の作曲家・新垣隆氏の出演が発表済み。さらにＨＰ上では別のゲストの存在も予告している。

　「１４日のシークレットアーティストはきっとヤフーニュースになるんじゃないかなと思ってお招きした人です。よそのフェスでは見られない人。ええもん見たなと思ってもらえる人。僕としては１４日がオススメです」と自信満々だった。