元ＡＫＢ４８の大島優子が１０日、ニッポン放送の「ＡＫＢ４８のオールナイトニッポン」（水曜、２５時）に出演、放送作家の鈴木おさむ氏から二人芝居をオファーされ、悩んだ揚げ句、番組中でＯＫした。鈴木氏が１１日、その詳しいいきさつをブログで公表した。

　鈴木氏はかねてから大島の女優としての素質を高く買い「ある物語を、僕の脚本・演出で、大島優子さんで舞台でやりたいと思ったんです」と、そもそものきっかけを説明した。

　そして鈴木氏はＡＫＢ４８総合プロデューサーの秋元康氏に電話し、二人芝居という形で出演オファーした。

　秋元氏もＯＫし「来週、大島優子がオールナイトやるんだけど、そこに出演して、サプライズでオファーしてみてくんない？」と秋元氏らしくオファー自体をイベント化してきた。

　で、出演当日。鈴木氏は生放送の番組中で大島に突然「舞台バージンを僕にください」と持ち掛けた。やはり出演していた写真家の蜷川実花さんも、父が舞台人の蜷川幸雄氏だけあって、後押ししてくれた。

　最初はためらっていた大島だが、番組の最後になってとうとう「お願いします」と承諾。鈴木氏は望みをかなえて喜ぶとともに、はこんなシーンを企画した秋元氏のことを「舞台のスタートからこうやって物語を作る。すげーなー」と改めて尊敬した。