NMB渡辺美優紀 幸運続きに「怖い」
NMB48とSKE48を兼任する渡辺美優紀(21)が奈良市観光大使および葛城市観光大使に同時就任することが19日、奈良市内で行われたNMB48全国ツアー奈良公演でサプライズ発表された。
渡辺にとっての凱旋(がいせん)公演が終了後、両市の市長から委嘱状と観光大使の名刺を手渡されると「生まれ育った奈良県が大好きで、いつか観光大使になれたらいいなと言ったりもしていたので本当にうれしい」と笑顔。おすすめスポットには奈良市の平城宮跡を挙げ、「若い人にどんどん奈良県に来てもらいたい。私の笑顔でアピールしたい」と抱負を口にした。
同時に「地元奈良でライブがしたい」と要望。「堂本剛さんも観光大使をしながら無料ライブをされていると聞いた」と“先輩”の例を挙げ、「私も奈良県のためにめっちゃ盛り上げたい。私、全然お金いらないです。お願いします」と奈良、葛城両市長にノーギャラでの無料ライブ開催をおねだりしていた。
渡辺は17日に開催された「AKB第5回じゃんけん大会」を制し、ソロデビューが決定したばかり。そして、21歳の誕生日を迎えたこの日は、出身地である奈良県2都市の観光大使同時就任というプレゼントが用意されていた。
数日間で次々と夢がかなう現実に「すごい怖いです」と本音も漏らした。「20歳は心に残る人生だった。21歳も振り返った時に、すごい楽しかったなと思える21歳にしたい。今日が21歳の1日目で、こんなうれしいことがあって、怖いですね」と喜んだ。
ソロデビュー決定については「不安もあるけど、絶対に『みるきーでよかったな』と言ってもらえるように、今まで以上の力を出して頑張りたい」と、やる気をみなぎらせた。
奈良市観光大使は89組100人いるが、葛城市観光大使は渡辺のために今回初めて設置された。