プロ野球・巨人、西武などで活躍した清原和博氏（４７）が２２日、モデルの亜希夫人（４５）と離婚したことを公表した。同日、報道各社宛てに直筆署名入りのファクス書面を送り、１４年間の結婚生活に終止符を打ったことを発表した。

　両者はこれまで双方代理人を立てて離婚に向けた話し合いを進めていたが、この日の書面では、離婚時期やその経緯、理由に関しては触れられていなかった。

　清原氏を巡っては今年３月に週刊誌が「薬物疑惑」を報じ、これに清原氏が強く否定・反論し、法的手段も辞さない姿勢を示す騒動もあった。その後、亜希夫人が２人の息子を連れて家を出て別居中との報道もあり、離婚秒読みかと取りざたされていた。

　２人は清原氏の巨人時代の９８年に出会い、２０００年に結婚。０２年８月に長男、０５年５月に次男が誕生していた。

　清原氏は現役時代、結婚後初の夫人の誕生日となった０１年４月１４日に、横浜戦でサヨナラ本塁打。以降、０４年からオリックス時代の０６年にも３年連続で、４月１４日に本塁打を放ち“亜希弾”と呼ばれた。本人も「嫁さんの誕生日は、よう打ってるからな」「亜希の誕生日に打てて、言うことあらへん」と喜んだことも。

　０８年に清原氏が現役引退。時期を同じくして亜希夫人が本格的にモデル活動を再開。その後は、週刊誌などで清原氏の“不倫疑惑”が報じられるなど、しばしば離婚危機が取りざたされた。

　亜希夫人は１１年に「ベストマザー賞」を受賞。清原氏が長男の野球の指導に熱心で「（夫は）『野球とけんかは強くなれ』と子供に言っています。勉強は教えてくれませんけど…」とほほえましい家庭の様子を明かしていた。