宮崎駿氏 ナウシカ後に監督引退決意
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(66)が23日、都内で、AKB48のプロデューサーで作詞家の秋元康氏(56)と対談し、宮崎駿監督(73)の秘話を明かした。
DVD&ブルーレイ化されるジブリ作品「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」の発売記念イベント。鈴木氏は、宮崎監督から84年の映画「風の谷のナウシカ」後に監督を辞めたいと告げられたと明かした。
「(宮崎監督は)『作品はできたけど、友人を失った。もうアニメーターに戻りたい』と。でも、(ナウシカで)稼いだ6000万円を高畑勲監督のドキュメンタリーに出資したら、お金がなくなってしまって、それでラピュタを作ったんです」。意外なエピソードに秋元氏も、うなっていた。
宮崎氏は昨年9月、長編アニメ映画からの引退を発表している。