歌手の和田アキ子（６４）が特命応援隊長を務める「大坂の陣４００年天下一祭冬の陣２０１４」（～１２月３１日）の出陣式が１日、大阪城公園内で行われ、副隊長の片岡愛之助（４２）とともに甲冑（かっちゅう）姿で登場。「夏の陣２０１５」（来年春・夏）まで続く同イベントを軸に出身地の大阪を盛り上げることを誓った。

　和田は早くもＰＲに精を出していた。前日、大阪市内のお好み焼き店で食事。タクシーで移動中に運転手に「今度からこんなんやりますねん」と天下一祭イベントの話を振ったところ「全然知りはらへんから、一から説明した。全然浸透してへんやん」と隊長らしい活動を報告した。

　「大阪城は皆、知ってるけど案外よく知らない。皆でもう一回大阪城を盛り上げようよというのが今回のコンセプトです」と力説。「愛之助さんはバックに歌舞伎をやりたい。私もこれをバックに歌とか何か演じてみたい。皆、壮大な夢を持っています」と、大阪城でのイベント構想まで明かした。

　大阪市の橋下徹市長（４５）からは「大阪出身の方が結局は東京で活躍されて僕らとしてはちょっと寂しい。こういう形で大阪に帰ってきて、応援していただくことがものすごくうれしい」と心強い言葉をもらった。

　和田は「もう大阪を離れてだいぶたちますけど、誰に聞いても『和田アキ子＝大阪』やと言います」と胸を張り、愛之助も「僕は今でも住んでおります。東京は出張で行ってます」と“大阪ラブ”を強調した。

　また、和田はフリーアナウンサーの宮根誠司（５１）に「小隊長」を打診したことを明かしていた。