加藤登紀子「ほろ酔い」で50周年開幕
歌手の加藤登紀子(70)が2日、大阪市内で「ほろ酔いコンサート2014」(12月12~13日、大阪・梅田芸術劇場)のPR会見を行った。
65年10月1日にデビューした加藤は歌手生活50周年に突入。「今年の『ほろ酔い‐』はそれの開幕のイベントになります」と力を込めた。
「歌うことの楽しさが分かってきた感じ」という加藤。今年は2部構成で計30曲以上を披露する予定。また「『ほろ酔い‐』までにできるかどうか。準備しているところです」と“百歌百会”をテーマにした新曲を制作中であることを明かした。
近年の客層は「同年代はかなり高齢なので、意外と下が多い。60歳くらいの男性が多くなりました」と言い、「あとは30代、40代といった次の世代にも広がっています」と“若い世代”の来場を呼び掛けた。
加藤も観客も日本酒を飲みながらコンサートを楽しむ恒例の「ほろ酔い‐」は今年で東京が42回目、大阪は37回目を迎える。札幌公演(11月6日、札幌コンサートホールKitara)を皮切りに東京公演(12月26~28日、よみうりホール)まで、全10都市14公演。