桜塚やっくん死から1年 まだ実感ない

スクリーンに映し出された生前の桜塚やっくんさんと“共演”した美女♂menZの(左から)伊織、透ch、1人おいてなっち♂=東京・西新宿のReNY
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 昨年10月5日、山口県の中国自動車道で事故死したタレントの桜塚やっくん(本名斎藤恭央)さん(37)の追悼イベント「絆」が4日、都内で行われ、イベント前に桜塚さんがボーカル、ギターだったバンド「美女♂menZ」のメンバーが会見。事故死から1年たってもいまだに、やっくんの死を受け入れられない心境を明かした。

 お盆にも墓参したというメンバーだが、透chが「昨日までいたんじゃないかという気持ち」、なっちが「やっくんを感じながら活動している」、伊織が「やっくんもマネジャー(桜塚さんと共に事故死した砂守孝多郎さん)も、いなくなったと思えなくて」と打ち明けた。

 伊織は「今までやっくんにすごく頼っていた部分があった。頼れる人がいなくなって、自分にとってすごい試練に感じたりもした」と、桜塚さんの不在の大きさを明かした。

 また、伊織が事故直前、車内で桜塚さんに「メークを取った時は青木隆治さんに似てるよね。お前は赤木隆治でやっていけ」と言われた最後の会話を明かせば、なっちは事故の前、広島県内で桜塚さんが全員に焼きガキをおごった話を披露し「普段からいろいろしてくれていた」と追想した。

 メンバーは約2年前、群馬のイベントに出演した際、全員で買ったおそろいのミサンガを今でも足首に着けているという。

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