松本人志、芸能人への中傷を批判
ダウンタウンの松本人志が12日放送の「ワイドナショー」で芸人のエド・はるみが誹謗中傷への法的措置をとると表明したことについて、持論を述べた。
エドの例に限らず、芸能人への中傷について「書かれているんですよ。いろんなところで勝手に」と苦言を呈した。その上で世論の反応の一つに「笑いにしろよと言われる」ことを挙げ、「笑いにしてほしいならセンスのある誹謗中傷をせえと。こっちはそんなセンスのない誹謗中傷を、なんで笑いにする義理があんねんとなってくるよね」と続けた。
松本は自身の例として「性的な犯罪を犯したことがあって前科がある」と書かれた経験を吐露。「何年もたってこうやってテレビで言うことで、そんなバカなと思ってくれるでしょうけど、その瞬間はほんまに信じるやつが出てくる。そんなもん笑いにもできへんし、自分からテレビで言うことでもないしさ」、「言論の自由があると言っても、自由にうそをついていいということではない」と語った。
また、キングコングの西野亮廣が「おい!吉本(注・所属事務所)!ネット上の誹謗中傷に対して法的措置がとれるなんて聞いてないぞ!!」、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が「チャンスや!ゴールドラッシュや!訴えまくって慰謝料御殿建ててやる!!」とツイッターで反応したが、松本は「こいつらの言われているようなのとはとはまた違う。ネタにできる種類ではない」とエドの対応に理解も示した。
エドは9月30日、弁護士事務所の公式サイトを通じて法的措置に対する姿勢を表明した。週刊誌報道を発端としエドの名誉を傷つける報道や書き込みが続いているとした上で、「インターネット上に掲載されている同氏に対する一連の誹謗中傷行為に対し、必要であれば、裁判上の手続きをも辞さない方針」であることを明らかにした。