不倫する主婦を演じたフジテレビ系の連続ドラマ「昼顔～平日午後３時の恋人たち～」がヒットした女優・吉瀬美智子（３９）が、初エッセー「幸転力」（小学館）の刊行記念サイン本お渡し会を１５日、都内で行った。

　本には２００９年に結婚した夫とのツーショットや、昨年出産した長女との写真も掲載。家庭生活についても書かれており「お金を払って買っていただくのだから、見せていないところを見せなきゃと思った」と、お買い得感をアピール。

　「メンタル本が好きでよく読んでいた」というだけに「悪いことを忘れていっちゃうタイプで、たぶん相当なプラス思考。落ち込みを原動力に転換できる」という吉瀬流の考え方もつづられている。

　出産後の女優復帰作で、ブームを巻き起こした「昼顔」について「肌の露出もあったので、出せる体形になっていないとまずい」と産後ダイエットに励んだが、撮影に入ると「食べても食べてもやせて」しまい、主演の上戸彩に「やせすぎないで」と心配されたというエピソードを披露。子供がいることでオンとオフのスイッチが入りやすくなったという効能も明かした。

　「昼顔」は夫と一緒に見ており、夫からは「復帰作ですごくいい役をいただいたね」と、理解のある言葉をかけられたという。吉瀬は「（自分が不倫したら）バチが当たると思うのでご遠慮したいです」と夫婦円満をアピールした。

　また、実家から訪ねてきた両親と「昼顔」を見ていたら、自身のセクシーな絡みの場面になり「めちゃくちゃ気まずかったです！まさか父と母にこんなシーンを…。ホントに恥ずかしい思い出です」という、爆笑秘話も明かしていた。