松本幸四郎 父追善興行で親子3代共演

 歌舞伎俳優の松本幸四郎(72)が17日、東京・池上本門寺で、息子の市川染五郎(41)と東京・歌舞伎座の11月公演「吉例顔見世大歌舞伎」(11月1日~25日)の製作発表に登場した。

 同公演は父の初世松本白鸚(はくおう)さんの三十三回忌追善興行として上演されることから、会見前には、白鸚さんの墓前に上演を報告し成功を祈願した。

 公演では、白鸚さんに縁がある演目が上演され、中でも「勧進帳」では、幸四郎と息子の染五郎(41)、孫の松本金太郎(9)が親子3代で共演する。幸四郎は「夢がかなった。今日の日のために、歌舞伎を一生懸命やってきたと思える」と感激しきりで、父の墓前にも同様の思いを報告したという。

 また、白鸚さんが演じた弁慶の役を、初めて染五郎が演じることに、幸四郎は「いいタイミングだと思う」とし、染五郎も「41年間、憧れ続けた思いが実現するという思いです」と喜ぶと同時に熱演を誓った。

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