AKB まさかのWキャストに感涙
AKB48グループメンバーによるミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」(来年3月8~22日・東京国際フォーラム ホールCなど全国4都市で公演)の主役・ドロシー役オーディションの最終選考会が21日、都内で行われ、NMB48の梅田彩佳(25)とAKBの田野優花(17)が選ばれた。翻訳・演出を手がける審査員の演出家・宮本亜門氏(56)が「1人に決めないといけないとは分かってるんですが…」と当初予定になかったダブルキャストを選択した。
宮本氏から最初に名前を呼ばれた梅田は両手で顔を覆い、続けて“まさか”の2人目として読み上げられた田野も顔を隠して涙をぬぐった。
12年にAKBグループの“ガチ”オーディションを行い、当時AKBの増田有華(23)がドロシー役を演じたミュージカルの再演。初演時に最終オーディションで落選している梅田は、震える声で「2年前に見られなかった景色をこうして見られてうれしいです。田野ちゃんと違う色を出して、切磋琢磨(せっさたくま)したい」と喜びを爆発させた。
抜群の歌唱力とバネのあるダンスが評価された田野も「来年3月(の東京公演の初日)は誕生日の次の日でもあるので楽しみです」とペコリ。この日は2人の他にAKBの横山由依(21)と岡田奈々(16)、SKE48の高柳明音(22)、JKT48の仲川遥香(22)の6人が最終審査に挑み、ダンス、演技、歌唱の3部門を宮本氏が審査した。