みの古希会見で「朝の番組つまんねぇ」
タレント・みのもんた(70)が24日、都内のホテルで、「古希の祝い」の開宴前に会見した。紫のはっぴ姿で登場すると、「70は完成された人間に見えてましたが、僕は小僧っ子で恥ずかしい。50年間放送界を走ってきて、どっかで区切りをつけて、1回ぐらい元気なうちに『ありがとうございますを言っときな』の気持ちが強かった」と感謝を伝えた。健康の秘けつを聞かれると、「やっぱりアルコール消毒が効いてたな!!」と大の酒好きらしい返答で笑わせた。
「山あり谷あり、落とし穴もある人生」と振り返り、昨年9月に次男が窃盗容疑などで逮捕されたことにより降板し、遠ざかっている報道番組への、復帰の思いも吐露。「朝の番組を見ていると、最近は報道というより娯楽性を取り入れていて、お昼のワイドショーと変わらない。つまんねぇな、というのがありますね」と苦言を呈して、「日本を動かす番組が生まれてほしい。今、新聞の社説が埋もれてしまってるし、しっかり社説が出るような番組をやってみたい」と意欲を見せた。
次男については「子ども、女房のために頑張る男になってほしい。私は背中を見せるしかないですから」と親の愛情をのぞかせ、この日の会見場が当時みのが開いた謝罪会見と同じ部屋とあって、「去年の9月の方が取材多かったな!!」と自虐ネタを飛ばしていた。