俳優の坂上忍（４７）が２６日、都内で行われたファッション雑誌「ＩｎＲｅｄ」のイベント司会を務め、元モーニング娘。の矢口真里（３１）に「神妙になるな」と毒舌流でエールを送った。また、ダウンタウンの松本人志（５１）も「これを機に違う彼女を見せたらええのに。ヒール（悪役）や、って（世間にも）分かったんやから」と開き直りをススメた。

　矢口は２３日に読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」に生出演。１年５カ月ぶりに芸能界に復帰した。

　坂上は、矢口に向けて「ぜひ『バイキング』に来ていただければ。いい意味でも悪い意味でも吹っ切っていけばいいと思う」とエールを送るとともに、自身が月曜レギュラーとして司会を務めるフジテレビ系「バイキング」（月～金、前１１・５５）に勧誘した。

　不倫から離婚に至った経緯については「法を犯した訳じゃないし、そこまで神妙になる必要はない」と寛容な態度。ただ、直接対決となれば“仕事”はする意向で「ま、聞きたいことは聞きますけどね」と切り込む姿勢も見せた。

　一方、坂上と並び、歯に衣着せぬ発言で知られる松本は、２６日に放送された「ワイドナショー」で、矢口の復帰会見やテレビでの様子について「あんま面白くなかったですね」と感想。その理由を「正統派で彼女はやってきて、ああいう事件があったからこれを機に違う彼女を見せたらええのに、結局は正統派でいくのかあ、って」と説明した。

　矢口は自宅での“鉢合わせ不倫”については語っておらず、物足りなさを感じたようだ。

　また、バラエティーで矢口を“いじる”側の立場からも「これを面白くするの難しいかなと思った」とコメント。プロレスに例えて「ヒールやってわかったんやから、竹刀を振り回してでてきてほしいよね」と、騒動を逆手にとるぐらいのバラエティー的復帰の仕方をアドバイスしていた。