宮沢りえ 5歳娘に独自の子育て論
女優の宮沢りえが27日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」で5歳の娘のことに触れ、自分のすべてをさらけ出す方法で子育てしていることを打ち明けた。
プライベートを話すことの少ないりえだが、映画「紙の月」で7年ぶりに主演を務めるのを機に、取材に対して独自の教育方法を述べた。
「私、取り繕うことができないので、すべてをさらけ出しています」とりえが言うのは、自分の仕事場での姿を隠さず娘に見せていることのようだ。
舞台の稽古場に連れてきて「不安な気持ちを抱えて苦しんだり、もがいたりしている稽古場も見せて、本番でお客様が拍手がして下さってる姿も見ています」と“女優・宮沢りえ”が闘う職場のすべてを見せている。
それには多難な人生を送ってきたりえならではの「人生、楽しい時ばかりではない。たとえば挫折した時に、その先っていうものを見詰める視力を持っていてほしい」という思いが秘められている。
自分の分身のような娘に「ただ仕事は楽しいだけではなくて、こういう経路があって、今があるということを見せることが、私なりにできる教育の一つかなと思っています」という独自の子育てを施しているりえ、娘のどんな成長した姿を思い描いているのだろうか。
長女はそんなりえをしっかり見詰めていて、舞台に上がる母をハイタッチで送り出し、「心を込めて行って来てね」と声を掛けたこともあるという。
りえは2009年2月14日に妊娠発表、4月上旬に実業家男性と入籍し、5月には長女を出産した。12年には離婚が報じられ、りえサイドも協議中であることを認めたが、以来、協議の進展については明らかにしていない。