“エンケン”が45周年公演の決意表明
「純音楽家」を掲げるシンガー・ソングライター、遠藤賢司(67)が28日、自身の集大成となる「デビュー45周年記念リサイタル~44年目のカレーライス~」(11月16日午後4時開演、東京・草月ホール)に向け、デイリースポーツに決意のメッセージを寄せた。
“エンケン”の愛称で知られる遠藤は1969年にデビュー。初期の頃は、後に音楽界の重鎮となった「はっぴいえんど」の細野晴臣、松本隆、鈴木茂をバックに活動した。その後も唯一無二の音楽を追求しつつ、昨年は遠藤ファンの“クドカン”こと宮藤官九郎が監督した映画「中学生円山」で本格的に俳優デビュー。22歳の女優・成海璃子が遠藤の代表曲「カレーライス」を自身の好きな歌に挙げるなど、世代を超えて支持されている。
そんな伝説の「純音楽家」がデイリースポーツに書き下ろした“檄文”は次の通り。
『遠藤賢司は、生ギターで、生ピアノで、一曲一曲と、貴方の心に、私の想い描く絵が浮かぶように、時に優しく、時に激しく、ハァモニカとともに、歌います。
それは、まるで、独り交響楽団かハードロックバンド。
それは、いままでも、これからも、音楽枠に囚われぬ、世界にひとつだけの、エンケンの象形文字で歌う【言音一致の純音楽】
個々人の歌は叫びは自由民権の礎!若者や子供たちや貴方の明日の為に!そして何より自身の為に!
是非!その激闘を見て聴いて、ともに歌い、応援して欲しい。
遂にエンケン45年目の再デビュー!
言音一致の純音楽家エンケン(・。・)/ 吉日』
同公演(前売り5800円)の来場者全員には“45周年記念手ぬぐい”をプレゼント。今年6月発売のアルバム「恋の歌」のアナログ盤も会場で先行発売。問い合わせはアオイスタジオ(TEL:03・3585・6178=平日10時~17時、enken45@aoistudio.jp)。