女優・大地真央（５８）が主演を務める舞台「夫が多すぎて」が３０日、東京・シアタークリエで初日を迎え、共演の石田純一（６０）とともに会見した。

　英国の文豪サマセット・モームが１００年前に執筆した作品で、夫（中村梅雀）が戦死した報を聞き、夫の親友（石田）と再婚したヴィクトリア（大地）の元に、前夫が帰ってきたことで巻き起こる騒動を描く喜劇。終演後には大地が石田らを従え、舞台テーマ曲も歌う。

　５年ぶりの舞台となる石田は「大地さんがステキなのでつかの間の幸せを楽しんでます。観客席で見たいくらい」と笑顔。８月の製作発表時に「（役作りで）話が聞きたい」と話していた元妻の松原千明（５６）が来月、観劇に訪れることも明かした。

　大地は「１００年前の作品、宝塚１００年、１００人の宝塚殿堂入り、そして父が生きていれば１００歳…今年を１００でしめくくりができてうれしい」と熱演を誓った。１１月１７日まで。