徹子の頭からアメ 染五郎大喜び
歌舞伎俳優の市川染五郎(41)が長男の松本金太郎(9)、長女の松田美瑠(7)と、31日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。2人の子供は司会の黒柳徹子(81)から“タマネギ頭”の中にしまったあめをプレゼントされた。
美瑠がおみやげに描いてきた似顔絵を受け取った黒柳は「こういう顔好きなの。フランスの俳優さんみたいじゃないですか。ありがとう!すごくうれしいです」と感激。お礼として、タマネギ頭の中からやおら、あめ玉を取り出した。
父の染五郎は「出てきた!」と笑いながら大喜び。金太郎もあめを受け取り、「ありがとうございます」と返した。過去には子役の加藤清史郎が出演したさいに頭から取り出したあめをプレゼントされている。
トークは子供の将来の夢についても展開した。すでに歌舞伎俳優として初舞台を踏んでいる金太郎の夢は「勧進帳の弁慶」を演じること。父の染五郎は11月1日に始まる「吉例顔見世大歌舞伎」で初めて勧進帳の弁慶を演じるが、その染五郎も子供のころから弁慶を演じるのが夢だった。
1981年、当時8歳の染五郎が父・松本幸四郎、祖父・松本白鸚と3人で「徹子の部屋」に出演した際の映像も紹介された。やりたい役を「弁慶です」とはにかんで打ち明ける幼い日の父を、金太郎と美瑠は笑顔で見守っていた。
美瑠は音楽方面に進む希望を持っており、芸名の「松田美瑠」は歌手の松田聖子のように育ってもらいたい、という思いを込めて、染五郎がつけたという。映画「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を歌った松たか子を叔母に持つだけあって、美瑠が歌った同曲を「7回とって(とりなおして)」プレゼントしたエピソードを明かした。