映画「ベイブルース」公開 芸人仲間涙
5枚
漫才コンビ「ケツカッチン」の高山トモヒロ(46)が1日、都内で初監督作品の映画「ベイブルース~25歳と364日~」の舞台あいさつを行い、芸人仲間の陣内智則らが涙を流した。
映画は、高山が以前コンビを組んでいた「ベイブルース」の相方で、94年に25歳で亡くなった河本栄得さんとの思い出を描いた作品。
前日の公開初日が河本さんの命日。そしてこの日は河本さんの誕生日とあって、高山は、スクリーンに映し出された生前の河本さんと、当時の持ちネタ「カラオケ映像」を涙をこらえながら20年ぶりに披露。「たぶん、河本も喜んでいると思う。20代半ばで死んだから、自分のことを天才と勘違いしたままだろう。でも、そんなことは一切ない。荒削りでへたくそだった。この会場には河本も来ていると思う。帰る際に心の中で声をかけてやってください」と話すと、共演者、プライベートで来場していた陣内智則らは涙した。