お笑いコンビのとんねるずが３日、フジテレビ系「ライオンのごきげんよう」（月-金曜、後１：００）に生出演、「とんねるず」の誕生秘話を明かした。

　名物企画のサイコロトークで「フジテレビがとんねるずに聞きたい話」を披露することとなり、「なんで『とんねるず』っていうんですか？」との質問に対して石橋貴明が命名のいきさつを話した。

　それによると、帝京高校卒業後はただ名前をつなげただけの「たかあきアンドのりたけ」というコンビ名だった。しかし、それでは「非常に覚えづらい」からと、日本テレビの名プロデューサーといわれた故井原高忠さんが「タカアキのＴとノリタケのＮをとって『とんねるず』と『トンマとノロマ』のどっちがいい？」と持ち掛けたのだという。

　その二者択一、「トンマとノロマだと、街歩いてて『あいつトンマだぜ』と言われる」（石橋）「『ノロマの割に背が高いな』とかね」（木梨憲武）と、２人は迷うことなく「とんねるず」を選んだ。

　司会の小堺一機が「そして時代に穴を開けたわけですね、カメラ壊したり」と約３０年前、歌番組でカメラを壊した大暴れエピソードを持ち出した。

　これに対して石橋は席を立って「たまたまこういうふうに」とスタジオのカメラに手をかけ、「倒れちゃったんです」と倒す手前の実演付きで“事故”であることを主張した。