北島三郎 紅白「歌合戦」形式終了提言
歌手の北島三郎(78)が5日、大阪市内で、歌手生活最後となる1カ月の座長公演「北島三郎最終公演」の大阪公演(2-30日、新歌舞伎座)のPR会見に出席。昨年末に“引退”を発表した紅白歌合戦について「『歌合戦』はやめた方がいい」と提言した。
北島にとって、紅白に出場しない年末は、1986年以来28年ぶり。その前は、デビュー年の1962年までさかのぼる。年末の予定については「何本かテレビの仕事があって、紅白も見るとは思いますが」と話したが、来年1月6日からは座長公演のフィナーレとなる福岡・博多座公演が始まるだけに、「今年は紅白に出ないからゆっくり見ようとも思ったけど、いろいろ別のこともあるから、来年には」と、今年も多忙であることを明かした。
その上で、近年の紅白について「今は自分たちの出番まで、何も用事がない。人ばかり多くて…。ものすごく多い。人数の多いグループが多いから、大変ですよ。楽屋もいっぱいで」と苦笑い。
「歌合戦じゃなく、日本の歌の祭典っていう風にやった方がいい。昔みたいに“合戦”じゃなくなってますから。僕はNHKさんに何べんか言ってるんですけどね。いまだ変わらない。誰と歌合戦してるのかってね」と提案した。
また、北島にとって座長公演は、1968年から続くライフワークの1つ。紅白と合わせ、この1年で活動の大きな2本柱に別れを告げることになった。だが、老け込むつもりは毛頭ない。「去年、紅白をああいう形で(引退と)言ってから、やたらめったら仕事が多いんだよね。俺がもうやめちゃうと思った人が多くて、今のうちに見ておこうっていう気持ちじゃないか」と笑わせた。
来年1月の博多座公演後の活動については「旅を回ります。歌うことが私に背負わされた定めだと思いますから」と“生涯現役”を宣言。具体的には「コンサートが増えますね」と、積極的に全国でコンサートを行いたい意思を明かした。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
芸能最新ニュース
もっとみる青井実キャスターが生放送で謝罪 フジ「イット!」でスタッフに不適切言動「自分の未熟さが出てしまったと痛感しています」
にしたん西村社長 広末涼子容疑者から「助けてほしい」親しい知人通じて昨年 「純粋ゆえに反動で問題を」残念な思い吐露
花田虎上 新たな拠点報告も「千葉の家は売りません」海すぐ豪邸、TVで重大な設計ミス告白も
広末涼子容疑者逮捕 人気芸人「お子さん3人、だいぶ心配」共演すれば「みんなファンに」人柄明かす
フジ深夜番組出演の女子大生グループ 未成年飲酒で謝罪 3月に番組終了
戦慄の島田紳助さん東京03激怒事件に「紙一重」直前に島田さんを床に叩きつけていた「俺、やっぱ危なかった」人気芸人が恐怖を語る
井ノ原快彦 20作目にして集大成の「特捜」シリーズ「毎年最後だと思ってやっていた」
フジ「イット!」元NHK青井実アナが社員へ不適切言動 強い口調で叱責など「本人から謝罪と反省」