エレキテル 結成のきっかけは西村和彦
大ブレーク中のお笑いコンビ「日本エレキテル連合」のコンビ結成のきっかけが俳優・西村和彦だったことが6日、分かった。西村が同日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演し、2人と対面。秘話が明かされた。
07年、当時大学生で、ピン芸人だった“未亡人朱美ちゃん”役の橋本小雪が、KBS京都(※京都のテレビ局)で西村が司会を務めていた番組に出演していた時のこと。何度も「観に来てください」とライブに誘われた西村が、同じくピン芸人で舞台に立っていた“小平市の細貝さん”こと中野聡子に目をつけたことがきっかけだった。
全く面白くなかった橋本に対し、中野は「めちゃめちゃ面白い」と圧倒されたという。西村は、ライブ後、橋本に「向いてない。あの子(中野)には絶対かなわんからやめとけ」と芸人の道を諦めるよう助言。ところが、しばらくして、橋本から「コンビ組みました」と電話があり、驚いたという。
橋本は「(西村さんが)面白いっていうなら(コンビを組んだら絶対面白くなる)」と確信。中野に「コンビ組んでください」と土下座して頼み込んだことを明かした。家事や身の回りのことなどを橋本がする条件でコンビを組むことになったという。
コンビ結成の陰の“恩人”である西村は、「(橋本にお前は)あかんから、やめとけ、って言ったのに、何のつもりか(中野とコンビ組んで)」と驚きながらも、うれしそうに振り返っていた。