柳楽優弥 現場暗すぎて打ち上げ三日三晩
俳優の柳楽優弥(24)が8日、都内で主演映画「最後の命」の初日舞台あいさつに登壇し、撮影現場の雰囲気があまりに暗かった反動で、打ち上げを“三日三晩”行ったと明かした。
芥川賞作家・中村文則氏(37)の同名小説の映像化で、ある事件を目撃した親友の2人が心の闇と戦っていく重厚な文学作品。役に入り込んだ柳楽や共演の矢野聖人(22)、比留川游(28)らは現場でもあまり会話しなかったという。
柳楽にいたっては心配のあまり撮影中、松本准平監督(29)に「この作品、暗すぎませんか?」と聞いたほど。それでも作品を見た中村氏が、柳楽を「天才だと思った」と絶賛するなど、原作者お墨付きの作品に仕上がっている。
おかげで、撮影後の打ち上げは、柳楽いわく「今まで全然話せなかったので『ようやく話せたね』って、ハグなんかしちゃった」と大盛り上がり。松本監督は「3日くらい連続で朝方までやって、また夜に集まって…。死にそうになりました」と笑っていた。