たかじんさん「委員会」出演者に遺言
今年1月に食道がんのため亡くなったやしきたかじんさんが、「たかじんのそこまで言って委員会」の出演者一人一人にメッセージを残していたことが分かった。
出演者の1人、明治天皇の玄孫で憲法学者の竹田恒泰氏が、百田尚樹氏によるたかじんさんの最期の741日のノンフィクション「殉愛」を読んだのを機に11日、ブログで明らかにした。
竹田氏はたかじんさんが倒れたあと出演するようになり、たかじんさんが一時復帰した1カ月間、一緒に出演した。「短い間でしたが、たかじんさんと一緒に仕事をさせて頂いたことを、誇りに思いますし、これからも、そのことを大切にしていきたいと思います」とその姿を思い描いた。
そして「たかじんさんは、委員会の出演者一人一人に、メッセージを遺してくれていました」と打ち明けた。
「僕へのメッセージもありました!!さくらさんの言葉で伝えて下さいました」というメッセージの内容については「秘密です」と明かさない竹田氏だが、ただ「恋愛に関するアドバイスもありました」とだけ説明した。当時、華原朋美へのアプローチが公になっていた竹田氏に、たかじんさんならではのアドバイスがあったようだ。
読売テレビ系「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜後2時)は、たかじんさんが司会を務めた討論形式のバラエティー番組で、たかじんさん亡きあとも「たかじんの-」の冠を外さず放送が続いている。