お笑いコンビのＴＫＯが１７日、ＭＢＳのバラエティー番組「魔法のレストランＲ」に出演し、売れなかった時の月収は３万円だったことや、テレビに出るために同じ事務所の後輩オセロに頭を下げたことなどを明かした。

　１９９０年台初頭から関西で売れはじめたものの、東京進出に失敗。同期のよゐこや後輩のますだおかだに抜かれ、「仕事も人気もなくなった」という。

　コンビの木本武宏（４３）は所属事務所からの給料が３万円だったことを明かし、見栄を張って借金もふくらんだことを語った。「会社の給料は３万やけども、会社とは違うところで呼んでくれる人がいるねん」と実際は借金を重ね、４、５００万円になったという。

　相方の木下隆行（４２）も「たまにある東京での仕事でもらった新幹線のチケットを換金して、ヒッチハイクで東京に行ったことも」と語った。現在のように東京で売れていなかった７年前は「家が東京になく、半分ホームレスだった」という。

　その頃、木本は東京で売れていたオセロの松嶋尚美に頭を下げた。木本は「松嶋は親友でもあるし、東京行ったときに人間関係を作るきっかけをくれた。松嶋の番組に出れるようにしてくれた」などと松嶋に感謝した。