加藤登紀子 夫婦役、寂しさでいっぱい

 俳優の高倉健さんが10日に死去したことに対し、映画「居酒屋兆治」で夫婦役で共演した歌手の加藤登紀子が「生き様のバイブルだった」としのんだ。

 加藤は本紙などにコメントを寄せ「60年代に青春を生きた私たち世代にとって、高倉健さんは生き様のバイブルでした」と故人をしのんだ。

 また、「それはたった一人でも大きな力に立ち向かっていける人であること、必死で生きる全ての人に心を寄せる熱い人間であること、そして自分自身に厳しく、迷いながら生きるさすらいの心を持ち続けること。亡くなったことを知り、寂しさでいっぱいです。『居酒屋兆治』で妻の役をやらせていただいた思い出、何より大切に、心からご冥福をお祈りします」と締めくくった。

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