お笑いコンビ・ロンドンブーツ１号２号の田村淳がタレントとして初めて放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）を取材し、その感想をインスタグラム（写真投稿サイト）にアップした。

　淳がＢＰＯに出向き、取材した様子は、１５日、ＴＯＫＹＯ　ＭＸのレギュラー番組「淳と隆の週刊リテラシー」（土曜後５・００）で放送されている。

　淳はインスタにＢＰＯの前で撮影した写真を投稿し、「放送倫理　番組向上機構に取材に行ってきました…今まで取材に来る人はいなかったみたいです…」と取材を報告。「行かないと知れない事が沢山あります…誤解してる事や思い込みや内部の空気感…」とこれまでの認識に誤解があったことを告白した。

　そして「やはり気になるところにはどんどん足を運びたい、足を運ばずにやいのやいの言う大人には絶対になりたくないから！」と信条をつづり、「取材の中身は、毎週土曜日１７時スタートＭＸテレビの週刊リテラシーを見て下さいね♪」とＰＲしていた。

　淳が関わる番組は、テレビ朝日系「ロンドンハーツ」など視聴者からのクレームが多いことでも知られる。淳は８月にインターネット報道番組で「ＢＰＯは要らない」「ＢＰＯは自主規制を強めている団体だ」などと発言していた。

　ＢＰＯとは、８０年代から９０年代にかけてバラエティー番組、ドキュメンタリー番組で「やらせ問題」が起きたことを受け、テレビ業界として自浄作用を働かせることを目的に、ＮＨＫと日本民間放送連盟によって設立された第三者機関。