麒麟・田村「過去最低給料」更新中
お笑いコンビの麒麟が22日放送の読売テレビのバラエティー番組「八方・陣内・方正の黄金列伝」に出演。07年に田村裕(35)が自叙伝「ホームレス中学生」を大ヒットさせた裏で、相方の川島明(35)が「付添人」扱いでドン底を味わったことなどの裏話を明かした。一方で、田村は「今月も過去最低給料を叩き出しました」と自伝バブル崩壊後の現実を打ち明けた。
「ホームレス中学生」は225万部の大ベストセラーとなり、田村は印税約2億円を手にした。当時を振り返り、川島は「田村は『先生』って呼ばれるようになって、どこに行くのもスーツ。ぼくは“じゃない方”って言われるんですよ」と“作家先生”扱いとなった田村に対し、“麒麟の田村じゃない方”扱いをされたことを告白。
「こうやって(番組に)呼ばれても、ぼくはピンマイクつけてもらえないんですよ。ぼくは付き人扱いで」と突然訪れた“コンビ格差”に困惑したことを打ち明けた。
97年にコンビ結成した麒麟だが、ネタを作るのは川島。田村のブレークで「出る番組出る番組、“お涙ちょうだい”になってしまって。お笑いじゃなくなった、漫才が受けなくなったのがつらかったですね」と振り返った。
プライベートでは、今年7月に田村に第1子となる長女が誕生。一時はタレント・眞鍋かをりとの交際(10年末に破局)が話題となった独身の川島は、結婚について「早い方がええよ、来年かな?したいけど」とポロリ。結婚願望が強まったきっかけは田村に子供が誕生したことだとも明かし、「それで人生のポイントめっちゃつけられた思いがした」と話していた。
一方の田村は「給料が着々と減ってきて…。今月も過去最低給料を叩き出しました。ここ数年の」と明かし、「先生、先生、って言われて、調子に乗りすぎた。自分の実力をかんがみればね…」と反省していた。