さんま 健さんから電話に「アホかお前」

 お笑いタレントの明石家さんま(59)が22日、関西テレビ系のバラエティー番組「さんまのまんま2014大阪から生放送SP」に出演。今月10日に亡くなった俳優の高倉健さん(享年83)とのエピソードを披露した。

 高倉さんと一度も共演する機会がなかったさんまだが「唯一、残念なのは(健さんが)電話かけてきてくれはったんですよ」と語り出した。女優の薬師丸ひろ子と高倉健さんが食事の時に「さんまちゃんのところに電話入れよう」ということになり、健さんが「じゃあ、僕が」と言って、さんまの家に「高倉です」と電話してきたのだという。

 「高倉健さんから家に直接電話がかかってくるなんて夢にも思わない」さんまが「はぁ?」と言うと、再び「高倉健です」と名乗ったので「アホか、お前は」と言って電話を切ってしまったという。

 直後に慌てた薬師丸から電話がかかってきて、高倉さん本人だったと説明された。驚いたさんまは「ちょっと代わって下さい。高倉健さんに謝りますわ」と懇願したが、「『アホか、お前は』と怒られたので怖いと言っています」と結局取り次いでもらえなかった。

 「『高倉です』と、ものまねしてる中学生のアホやと思ってね。薬師丸ひろ子ちゃんが電話してきて『高倉健さんに代わります』と言ってくれればよかったんですけど」と自分の対応を後悔。「それから会える、会えると思っていたら、とうとう会えなかったんですよ」と悔しそうに振り返っていた。

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