木下 顔面神経麻痺の詳細肉声で説明
顔面神経麻痺を明かしたお笑いコンビ・TKOの木下隆行が22日深夜に放送されたMBSラジオ「TKO・中村アンのちょこっとやってまーす!」(土曜、24・30~)に出演。初めて肉声で病名を公表し、10月28日に突然発症して、翌日入院したこと、周囲には病名を隠して仕事をしていたことなどを明かした。またファンらから多くの励ましの言葉が届いたことに「本当にありがとうございました」と感謝した。
木下は番組冒頭で、「顔面麻痺になっちゃいまして。昨日(21日)初めて公表したんですけど」と病気について伝えた。相方の木本武宏は「少しましになってきました」と細くした。
発症したのは10月28日だったそうで「夜、友達と飲んでたら、左から酒がポロポロポロポロ落ちてくるんですよ。何でこぼれんの?と。笑っても笑えてないし。えっ!?って鏡見てみたら…」と顔の左側が突然麻痺してしまっていたという。
その時の状況を「急にやで。痛いとか、しんどいとかないねん。(ひきつってる感じも)何にもない」と自覚症状はなかったことを明かした。ただ、その前の週から何となく「アレ?」という感じはあったという。
翌10月29日はトークライブだったが、麻痺でうまくしゃべれず、終了後に事務所の関係者から勧められ病院へ。すると、顔面麻痺と診断され、即入院。ステロイドを点滴で打ち、治療することとなった。
その後は仕事を続けたが、周囲には「隠してたんですよ。テンション下げるかな、と思って」「見てる方が心から笑えないでしょ」と病名を明かすまでのつらい胸中を告白。風邪でマスクをしているなどとごまかしていたことも明かした。
11月20日放送のテレビ朝日系「アメトーーク!」に出演した際の様子がおかしかったことからネット上で心配の声が殺到し、21日のツイッターで木下が「軽い顔面神経麻痺です」と公表したが、木下はこの収録が11月6日だったことを説明し、「発症して10日。一番よくなかった時期で。オンエア見たら、ひどかったな」と語った。
発症原因は不明。ストレス説もあるが「原因は分からないんです。ストレスって何?ストレスって尺度ないでしょ」。現在は大好きなタバコも酒もやめ、治療に専念。「どうしよう、オレ、このままやったら…と思って、(今は)『あのかわいい笑顔をもう一度返して』と神様にお願いしました」と最後はちょっぴり笑わせ、「たくさんの方が心配してくれて。本当にありがとうございます」と感謝した。