元ＡＫＢ４８の前田敦子（２３）が２３日、都内で行われた主演映画「さよなら歌舞伎町」（２０１５年１月２４日公開）のジャパンプレミアに出席した。

　劇中で、メジャーデビューを目指すミュージシャンを演じた前田は、廣木隆一監督（６０）から事前に「１曲丸々弾き語りで歌ってね」と指令を受けていたことを明かした。

　「ギターに触れたこともほとんどなかったので、１カ月間はみっちり練習しました」と演技どころではなかったことを告白。これには廣木監督も「がんばりましたよ。ダメダメな役なので、出てもらえるだけだありがたかった」と感謝していた。

　物語は新宿・歌舞伎町のラブホテルを舞台に、さまざまな人生が交錯する群像劇。前田は「いろんな人の心に入っていけるのがステキなんです」といち映画ファンとしても映画を楽しんだようだった。

　前田は舞台あいさつ後に「東京フィルメックスで『さよなら歌舞伎町』日本初上映の舞台挨拶してきましたん　公開まであと２ヶ月！！」とツイッターを投稿。ドラマ「Ｑ１０」で共演した親しい友人で女優の高畑充希から「楽しみだね！」とメッセージが届くと「嬉しいわ！」と喜んでいた。