TKO木下 病名公表後初公の場
顔面神経麻痺を患っていることを明かした、お笑いコンビ・TKOの木下隆行が26日、大阪・道頓堀角座で上演された「TKOのかくしとく芸大会3」に出演。今月21日に病名を告白して以降、初めて公の場に姿をみせた。
TKOが司会を務め、若手芸人らが次々に隠し芸を披露したステージ。木下は「本当は僕の顔もまだ隠しとかなアカン状況なんですけど」と顔の左半分を手で隠してネタに。観客に「心配していただいて、申し訳ありません」と頭をさげ、発症から約1カ月が経過し「だいぶ、ええ感じになって、こうして出てくることもできるようになりました」と報告した。
公演中は、トークや表情に大きな違和感は見受けられなかったが、時折、顔の左側に手を当てる一幕も。発症直後に出演したテレビ番組を「あの時はひどかったなあ」と振り返った。相方の木本武宏から「危険ドラッグでもやったんか」と突っ込まれると「違うわ!仮にそうやったとしても言うな!」と叱りつけた。
終演時には「よう笑ろたから、だいぶマシになったわ。リハビリライブですわ」と笑顔で話していた。
木下は、20日に放送されたテレビ朝日系「アメトーーク!」での様子がおかしかったことからネット上などで心配する声があがり、同21日にツイッターで「軽い顔面神経麻痺です」と公表。22日深夜放送のMBSラジオの番組では、10月28日に突然発症して、翌日入院したことや、周囲には病名を隠して仕事を続けていたことなどを明かし「夜、友達と飲んでたら、左から酒がポロポロポロポロ落ちてくるんですよ」「痛いとか、しんどいとかないねん」と語っていた。