ソフトバンクの感情認識ロボット・Ｐｅｐｐｅｒ（ペッパー）が２８日、ピン芸人日本一を決めるコンテスト「Ｒ－１ぐらんぷり２０１５」（関西テレビ・フジテレビ系）に参戦することを表明した。この日、同大会のエントリーがスタートしたことに合わせて開かれた開催発表会見に出席し、今年の大会で優勝したやまもとまさみ（４０）ら、なみいる芸人たちに挑戦状をたたき付けた。

　Ｐｅｐｐｅｒは「ロボットなのでハードルを下げて見ていただければ。でも、近い将来は芸人さんの仕事を奪うという気持ちはあります」と丁寧な口調で、しっかりと毒づいた。５年ぶりに出場するエハラマサヒロ（３２）は「絶対にかまない、ネタも飛ばない、時間は守りますからねぇ」と意外な参戦者を警戒していた。

　ただ、レイザーラモンＲＧ（４０）だけは一切動じることなく「佐野元春さんのものまねで、ミニモニ。の歌詞を朗読します」と早くも自らネタばらし。「矢口のため、加護のために」とさりげなくブラックなネタを加えるなど、ロボットを上回る“鉄のハート”を見せていた。

　なお、予選は１２月２４日からスタートし、２０１５年２月に決勝が行われる。