瀬古氏 AKBに熱血指導 高城ら発奮
AKB48グループの高城亜樹(23)、島田晴香(21)らが活動する「AKB48マラソン部」の新体制発表会が28日、都内で行われ、瀬古利彦(58)が監督に就任することが分かった。また、瀬古氏が総監督を務めるDeNAランニングクラブが同マラソン部を全面サポートすることも発表された。
AKB48マラソン部の監督に就任した瀬古氏は「こんな娘が欲しかった」と部員にデレデレ。しかし、マラソンの話になると目の色を変えた。部の目標を問われると、(1)タレント・西谷綾子(28)が持つ芸能人女性の日本新記録3時間3分3秒を破ること (2)実業団女子駅伝に出場すること-を目標に掲げた。
「厳しく、優しく、楽しく」を指導テーマに掲げる瀬古氏は、「3時間3分3秒、これを切るぜ!!みんなで駅伝やろう!!」と熱く呼びかけると、島田は「AKBやらないでこっちメーンでいいですか」と、監督の本気度に面食らいながらも、感化されていた。
昨年、グアムマラソンを完走した高城が「ホノルルマラソンで景色を楽しみながら走ってみたい」と今後のプランを語ると、瀬古監督は、「楽しめるまでに相当走らないと!!」と熱血アドバイス。今月30日開催の第3回富士山マラソンに出場する島田は「ボストンマラソンに出たい」と意気込みを語っていた。
AKB48マラソン部はマラソンを通じて世界中の人々と交流したいと2013年に有志メンバー23人で発足。新体制では31人のメンバーが活動する。なお、今年4月のグアムマラソンでは9人がフルマラソンを完走。2人がハーフマラソン完走という結果を残した。
瀬古氏は他のコーチ2人と併せて3人体制でAKB48マラソン部を指導する。