女優・山本富士子や藤原紀香を輩出した「ミス日本コンテスト」のファイナリスト発表会が１日、都内で行われ、来年１月２６日の決勝大会に出場する１４人が出席した。

　個性派ぞろいの今年のミス日本には女医を志望する“未来のドクターＸ”も参加。テレビ朝日系人気ドラマ「ドクターＸ～外科医・大門未知子～」が授業でも使われているという東京大学医学部３年生の秋山果穂さん（２１）は、失敗しない女医に「かっこいいですよね」と憧れる。今年８月に自転車から転落して頭を打ち生死をさまよったことから、やれることは何でもやろうと価値観が変わったといい、ミス日本出場を経て「成長していけたら」と意気込む。

　東京女子医科大学医学部３年生の須田里佳さん（２１）もドクターＸを見ているといい、「自信を持っている姿に憧れます」と話す。秋山さんとは医学について語り合っているといい、「一緒に乗り越えてベストな状態で（決勝を）迎えられたら」と“共闘”を誓った。

　ほかに、関西学院大学経済学部２年の鈴木茉莉奈さん（２０）は中学・高校時代は「やんちゃだった」と自己紹介。「大阪のパリス・ヒルトン」と雑誌に紹介されたこともあり、タレントとしても活動した。「見た目がハデでしたが成績はオール５。ギャップが取り上げられてましたね」といい、将来は「アナウンサーやイベントのプロデューサーになりたい」と語っていた。

　今年開催される「第４７回ミス日本コンテスト２０１５」は、「行動する新日本美人」を大会テーマに掲げ、応募総数２４２６人からファイナリスト１４人が選ばれた。