泉谷「サプライズ」扱いにクレーム
シンガーソングライターの泉谷しげるが拉致問題啓発コンサートに出演したところ「サプライズ」扱いであったことに9日、ブログでクレームをつけた。
このコンサートは10日から16日までの「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」にちなんで政府が主催し、東京・渋谷のオーチャードホールで8日、宇崎竜童、阿木耀子夫妻が総合司会を務めて開催された。
公式サイトやパンフレット類の出演者に泉谷の名は記載されておらず、いざ出演してみて「サプライズ」扱いであることが分かった。
泉谷は「なにがサプライズだよ!(笑)宇崎竜童から1年も前からオファー受けてンじゃねーかよぉ!」とバラし、「なのに出演者パンフにも名前ねーし!」とあきれてしまったようだ。
泉谷はあらかじめ「政治的なカラミしたかねンで記者会見等には出席しない」と条件を付けて出演を承諾した。
しかし「名前出すな!とは云ってねー!」と、主催者側の配慮が泉谷には過剰であったようだ。「まったく~1年もかけた打ち合わせ乱入ナンぞ聞いたことねぇ(笑)」とそんな配慮を笑うしかなかった。
その「八つ当たり」で、ステージに上った泉谷は政府の拉致担当者に向かって「政府のヤルこたぁあんなもンだろ~ガッカリさせやがって!」、さらには山谷えり子拉致担当相に向かって「お前の高い声がキライだ!」と吠えまくった。
もっとも総合プロデューサーの津川雅彦、総合司会の宇崎夫妻、さらにはコンサート自体については「ナンとも難しい拉致問題と音楽エンターテイメントを見事に融合させたチカラは大したこと!とても良いコンサートだったと思うゾ」と高く評価した。