アクション大作「ロード・オブ・ザ・リング」と、その前日譚を描く「ホビット」シリーズのピーター・ジャクソン監督（５３）が８日（日本時間９日）、ハリウッド殿堂入りした。

　米ロサンゼルス・ドルビーシアター前のハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムで受賞セレモニーが行われ、当地に名前の書かれた星形のプレートが埋められた。ゆかりの俳優イライジャ・ウッド（３３）、オーランド・ブルーム（３７）らも集結し、２大シリーズを評価されての授賞を祝福。２５３８番目の殿堂入りに、ジャクソン監督は「素晴らしい役者のみなさん、こんなに長い間、映画製作を一緒にしてくれて、ありがとう。１番大事なことは我々が友達になったことです」と感謝した。

　０１年に公開された「ロード－」の第１作目から前作「ホビット　竜に奪われた王国」までの５作は、合わせて全世界興収４８億ドル以上の大ヒットを記録。「ホビット」の完結編「－決戦のゆくえ」は１３日に公開される。