福山ラジオ終了「眠いな」…結婚説否定
歌手で俳優の福山雅治(45)が13日、3月末に終了することを発表したニッポン放送「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ」(土曜、後11・30)に生出演。「深夜放送のパーソナリティーを卒業します」と改めて報告した。終了の理由について「1番は生放送を続けていくのが難しい」と説明し、「体力的に厳しい。眠いな、と」と告白。リスナーに謝罪した。
生放送が厳しい、と思った最初のきっかけは10年放送のNHK大河ドラマ「龍馬伝」(主演)だったという。「生放送は体力的に厳しいと思い始めた。眠いな、って。たいした理由じゃなくて申し訳ない」と平謝り。相棒の荘口彰久は「半目のとき、ありましたよね」と明かした。
ニッポン放送からは別の時間帯での番組継続も打診されたが、辞退したという。小6か中1の時に聴いた笑福亭鶴光のオールナイトニッポンが「(ラジオの)原体験だった」という福山は「ぼくにとって、深夜の生放送というのがラジオをやる上で大切なポイントだった」と別時間帯での番組継続を断った理由を説明した。
リスナーからはラジオ終了に関して、様々な問い合わせが届いたという。「まず『ご結婚ですか?』。次に『何か大病を患われたんですか』。身体的理由(病気)があったにせよ(あったなら)、それだったら続ける。結婚だったらさ、考えてもみて下さいよ。これ(ラジオ)があるからできないって、どういう人生送ってるのよ。そんなビンビンじゃないですよ」と下ネタを交え、笑いながら結婚説を否定した。
リスナーが“ラジオ終了=結婚”と結びつけた理由の一つには、女優・国仲涼子との結婚を発表した俳優・向井理が、結婚発表の約1カ月前に公式ブログを終了したという“偶然の一致”と関係がありそうだ。
福山は92年1月にオールナイトニッポン(ANN)2部でラジオパーソナリティーをスタート。それから足かけ23年。ANNはデビュー時の3つの夢として掲げてきた思い入れの深い番組だった。
前週はツアー中のため収録放送だった。終了直後に幕引きを明かし「来週の生放送で改めてゆっくりお話できればと思います」と話していた。以降のツアー会場では「ラジオのことはラジオで話します」と沈黙を続けたままだった。