70歳久米宏、引退を示唆「一区切り」
フリーキャスターの久米宏(70)が16日、都内で行われたBS民放5局共同特別番組「久米宏・未来への伝言~ニッポン100年物語~」の制作発表会見に出席し、70歳での引退について言及した。
今後の日本の100年について尋ねられた際に「今の日本は70歳まで働かないといけないと言われてます。ぼくはこれで終わり。60で(ニュースステーションを)辞めて、70で一区切りというつもりです」と明かした。
現在もTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」(土曜、後1・00)やBS日テレ「久米書店~ヨクわかる!話題の一冊~」(日曜、後6・00)といったレギュラー番組を持っており、特番後すぐに引退というわけではないが、“引き際”は考えているようだ。「もう古希ですから。歩くと関節がコキッっていっちゃうし。70の人が『未来へ』っていうのもね」と久米節で心境を語った。
番組は各局でテーマごとにゲストを呼んでトークを展開する。28日はBS日テレ「ベストセラー」、29日はBSフジ「人口」、30日はBS朝日「受験」、2015年1月2日はBSジャパン「バカ」、同3日はBS-TBS「美女」、それぞれ午後9時から放送される。