ＮＨＫは２４日、大みそかの３１日に放送される「第６５回紅白歌合戦」のスペシャル企画として、「花子とアン」特別編を放送することを発表した。脚本は中園ミホさんによる特別書き下ろし。内容など詳細は未定だが、俳優陣は吉高由里子ら主要キャストが勢揃いするという。

　「花アン」は今年９月まで放送され、過去１０年の朝ドラで最高となる平均視聴率２２・６％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を獲得した。

　今年の紅白では「花アン」でヒロイン・花子を演じた吉高が紅組司会を務め、花子の親友・蓮子役を演じた仲間由紀恵と、同ドラマの脚本家・中園さんが審査員として出演する。

　中園さんは「紅白の中で『花子とアン』がどう蘇るのか私も今から楽しみにしています」とメッセージを寄せた。

　また、白鳥かをる子役で出演したハリセンボン・近藤春菜は「中園先生には『是非白鳥かをる子が輝くような特別編を』と伝えました（笑）」と今回の特別編になみなみならぬ意欲でのぞんでいる。